白髪を見つけたらすぐに似てしまったりしていませんか?

でも抜いたら増えるって耳にしたりして、それは本当なの?嘘なの?と悩みの方へ。

白髪が出てくる原因から、予防、改善、対処法を踏まえてお伝えしていきます。

 

  • part① [白髪を抜くと増えるのは本当?嘘?]
  • part② [白髪を抜くとダメな理由。髪が生えてこない可能性も。]
  • part③ [白髪が出てくる原因]
  • part④ [白髪が出て来にくくするための予防と改善ポイント]
  • part⑤ [白髪を抜くのをガマン出来たアナタへ。オススメの対処方法]
  • part⑥ [まとめ]

part① [白髪を抜くと増えるのは本当?嘘?]

白髪を抜くと増えるのは簡潔に言うと、

医学的に根拠がなく本当ではありません。

では、なぜ白髪を抜くと増えると言われるのでしょうか? 白髪を一旦抜くと全体的に黒髪に戻った状態になります。

ですがそこに新たに白髪が生えてくると、増えたわけではないのに一気に白髪が増えたような錯覚をするからと思われます。

他にも様々な理由で増える事は考えられるので、生きている白髪を抜いたとしても増えるかどうかは医学的に関係がありません。

 

part② [白髪を抜くとダメな理由。髪が生えてこない可能性も。]

白髪が増えないんだったら抜いても問題ないじゃん!

生え際とか分け目とかばっかり目立って白髪がでてくるから、これなら安心して気づいた時に抜いちゃお~っと!

…なんて今思ったアナタ!!ぜひ気を付けて下さい!!

そこには非常に危険な未来が潜んでおります。もしかしたら髪の毛が生えてこなくなる可能性も?!

抜くとダメな理由

1、毛乳頭(髪の毛が作り出される所)が負担を受けてしまう

2、同じ毛穴から生えている髪の根元の部分に負担をかける

3、毛穴の血流が悪くなってしまう

4、新たに生えてくる髪が曲がりくねったクセがある

5、抜き続けていると毛乳頭が破壊されたり、傷つくと白髪さえも生えてこなくなる可能性がある

 

part③ [白髪が出てくる原因]

まず知って頂きたいのが、黒い髪の毛が白くなって白髪になるのではなく、実は髪の毛はもともと白い状態で作り出されて白髪だと言う事です。

そこにメラノサイトという細胞が髪の毛にメラニン色素(黒色や茶色、ブロンドのような色)を入れてくれる事で黒髪になって頭皮の外に出てくるのです。

このメカニズムに対して、生活上で受けた様々な影響が白髪のまま出てくる原因となるわけです。

「加齢」 加齢によりメラノサイトが衰え、働きが低下してしまい上手く色を入れられなくなる。

「ストレス」 精神的なストレスを受けて、頭皮の毛細血管が収縮してしまい十分な栄養が行き届かない事でメラノサイトが衰える

「食生活」 髪に必要な栄養素のタンパク質、ビタミン、カルシウム、亜鉛の十分な接種が出来ていない

「薬の副作用」 お薬の副作用が影響するとも言われています

「紫外線」 紫外線により細胞が破壊されてしまう

「遺伝」 意見が分かれますが、体質が遺伝するので可能性あり

原因はひとつに限ったことではなく、複合的に作用して悪影響を及ぼすことが多いと言われています。

 

part④ [白髪が出て来にくくするための予防と改善ポイント]

白髪が出てくる前にできる限りの予防策を講じておくのは、決して無駄ではないと思いませんか?

「備えあれば憂いなし」前述で述べた原因を知ることで、予防に努め、日々の積み重ねで進行してしまうのをぜひ改善しましょう!!

「加齢」による細胞の衰え働きの低下を、『ヘッドスパ』『頭皮ケア』で血流を良くして毛母細胞を活性化。

「ストレス」によるホルモンバランスの崩れには『リラクゼーション』『ヒーリングタイム』で心から落ち着ける場所や時間で緊張をほぐす

「食生活」 の不足している栄養素は『バランスの良い食品』『自然派』で海藻類、魚類、乳製品、フルーツを積極的に摂取する

「薬の副作用」による影響は『健康的な生活、リズム』などの基礎的な要素から取り組む

「紫外線」による頭皮、毛根の細胞の破壊には『スカルプケア』『頭皮用美容液』などで保護と回復

「遺伝」に対しては意見が分かれますが『体質改善』となるべく前述のポイント限りなく全てを積極的に行う

part⑤ [白髪を抜くのをガマン出来たアナタへ。オススメの対処方法]

白髪を抜くのをガマン出来たアナタへ。実際ここまで予防に努めても30代~40代になれば白髪はどうしても増えて来やすいもです。ましてや50代ともなれば髪の毛のほぼ全体が白くなられている方も少なくありません。

抜かずにいるけど、ほったらかしなの? 伸ばしっぱなしなの?

ここで状態に合わせた対処方法をいくつかご紹介します。

 

 1、切る  2、染める  3、塗る

 

1、切る

まゆカット用のハサミ(コンパクトなので細かな作業がしやすい)などで、白髪を根本から切りましょう。

生え際などはご自身で見つけやすいとは思いますが、分け目の所から出て来たり見えない箇所に密集して現れたりした場合は、担当の美容師さんにまず相談するのもオススメです。

例えば伝えるのが恥ずかしい思いがあるとしても、髪の毛に関してはアナタにとって一番の理解者なのでぜひ思い切って伝えてみて下さい!

2、染める

白髪の本数が少ない時期は馴染ませるように「カラートリートメント」で自然に目立たないようにしたり、白髪の割合が増えて追いつかなくなって来た場合は「グレーカラー」(白髪染め)で染めたりすれば安心です。

ですが、もちろんダメージも気になりますよね。やはり市販の製品より、お値段は高くなりますが美容室専用の製品の方が負担が少なく済みます。

例えば「オーガニックカラー」「ヘナカラー」の自然派の物を使用して極力負担をかけない方法や、逆に白髪を生かして「ハイライト」「ポイントカラー」で楽しむこともオススメです。

3、塗る

あくまで一時的な対処として「白髪用マスカラ」「白髪用ファンデーション」はシャンプーで流せるので、パーティーやお茶会、人が集まる場に向かう際に利用するのもオススメです。

part⑥ [まとめ]

白髪を抜くと増えると言う医学的な根拠はありません。

ですが、抜く事で頭皮や毛根に負担がかかってしまうことは事実です。

例に抜き続けてしまった場合、その箇所だけハゲてしまうなんて可能性もあるのです。

そこでまず知っておいて頂きたいのは、日々のお積み重ねとなる食事、睡眠、ストレスの少ない生活が大切です。

それでも対処が追いつかない時は、是非とも髪のスペシャリストである美容師の技術に頼ってみて下さい。

きっとお客様一人一人に合ったベストな提案をしてくれるはずです。